早食いはやめましょう。



早食いは肥満の原因になる。

仕事や家事が忙しくて食事に時間の時間が長くとれないからといって、早食いをしてはいけません。
なぜかというと早食いをする習慣をつけてしまうと肥満の原因になるからです。
なぜ早食いをすると太るかというと、満腹感を感じるまでにたくさん食べてしまうからです。

みなさんは食べたものが胃袋にいっぱいになった時に満腹感を感じると思っているでしょうが、実はそうではありません。
お腹がいっぱいになってもう満足と指令を出すのは、大脳の根元にある食欲中枢神経の働きなのです。
食べたものが消化吸収され血液中の糖分が増えると、この食欲中枢神経が刺激され、お腹がいっぱいという満腹感を感じる信号を出すのです。
食べたものが消化吸収されて食欲中枢神経を刺激して満腹信号を出すまでには約20~30分かかります。

もし数分で1食分の食事を食べてしまったとすると食欲中枢神経に伝わるヒマがありません。
そうすると食べ終わっても満腹感を感じることができず、まだまだ足りないとばかりに、食後のデザートやお菓子を食べすぎてしまうのです。

食事中に急にしなければならない事ができて仕方なく食事をいったん中断、そして用事をすましてさっきの食事の続きと思ったら、なんだかお腹がいっぱいであまり食べる気がしない、なんて経験があると思います。
これは食事を中断している時に食べたものが吸収され、血液中の糖分が食欲中枢神経を刺激したからなのです。
ゆっくりかんで食べれば、それだけ消化吸収がよくなり、血液中の血糖値も早く上がるので、脳が満腹信号を早く出すようになるので、自然と食べる量を減らしてくれます。

ですから早食いはダイエットにとって非常に良くないので、絶対にやめましょう。