有酸素運動で毛細血管を活性化にして血流をスムーズに。



有酸素運動を続けると毛細血管が増えて血流がスムーズになる。

筋肉を構成する筋繊維の1本1本には、複数の毛細血管が絡みついています。
カラダのいろんな場所についた脂肪は分解されると毛細血管を伝わって遅筋に運ばれて、そこでエネルギーとして消費されていきます。

しかし、こういった仕組みを使用しない生活を長年に渡り続けていると、毛細血管は文字通り錆び付いてしまいます。つまり、運動を滅多にしない人の筋肉の中の毛細血管は、実はかなりの確立でその仕事をサボっていることになります。


ウォーキングなどの運動を始めることで、これらの眠っている毛細血管を再び活性化することができます。
さらに、運動することを長く続けることによって習慣化すれば、植物が生長するように、新しい毛細血管が作られていきます。

カラダの脂肪を燃やすために必要な酸素を筋肉に運ぶための大事な輸送ルートの毛細血管が増えるのです。さらに、歩いたり走ったりすることで、下半身の筋肉を収縮させると、その筋肉の動きがポンプの作用になって、カラダ全体を流れる血液の流れ自体もスムーズになります。

毛細血管に血液が流れなくなると、免疫力が低下して非常に恐ろしい病気にかかりやすくなります。病気の兆候は最初に毛細血管に現れます。
放置しておくと大きな病気になってしまう可能性があり動脈硬化は毛細血管から始まり、全身の血管に広がります。

ウォーキングやランニングなどの有酸素運動を日常的に続けて、毛細血管を活性化させて目詰まりしていた血管を生き生きと蘇らせましょう。