脂肪細胞は思秋期に決まる。



脂肪細胞とは、脂肪組織を構成する主細胞のことです。
脂肪細胞の大きさは一般的な成人で直径0,1ミリくらいの大きさで、数は約300億個ぐらいあります。

例えば、ご飯や、パン類、めん類などを食べると、体内ででんぷんがブドウ糖に変わり、血液中にはいってエネルギーとして使われます、そしてあまったブドウ糖は脂肪細胞の中に取り込まれて中性脂肪を作ります。
そしてその量が多くなると、脂肪細胞はどんどん大きくなっていきその数も増えます、ようするに太るということです。

太りにくい体質を作るには思春期の時期が大切。

思春期は生理的に太りやすい時期と言われています。
思春期は脂肪細胞が発達する時期で細胞の数もふえ、その細胞自体も大きくなるからです。

ダイエットして痩せても、細胞はしぼむだけで数が少なくなるわけではありません。
脂肪細胞の大きさは一般の成人で直径0,1ミリで数は約300億個ですが、太るとその脂肪細胞の数と大きさが2倍から3倍になります。

そして思春期が特に大事なのは、その脂肪細胞の数が増えるのは思春期までだと言われています。
この思春期の時期に太らないようにして脂肪細胞の数を抑えることが大事なのです。
思春期に脂肪細胞の数がを抑えておけば、成人になってから食べすぎや飲みすぎなどで太ってとしても、脂肪細胞が少ないので肥満の程度に限界があり、太ってもダイエットをすれば比較的簡単にやせることができます。


ですから、大人になって太りやすい人、太りにくい人というのは、思春期に脂肪細胞がどれだけ増えているかという事が大きな要因になるので、思春期の食べすぎや太りすぎには十分注意しましょう。