有酸素運動をすると体内のミトコンドリアが増えて太りにくい体になる。



体内のミトコンドリアを増やして太りにくいカラダを手に入れよう。

有酸素運動のエネルギー生成ルート、クレブス回路というプロセスは、筋肉の中にあるミトコンドリアの中で展開されます。つまり、体内のこのミトコンドリアが多ければ多いほど、脂肪がエネルギーとして利用されやすくなります。


筋肉はおおざっぱにふたつの種類に分けることが出来ます、ひとつは収縮のスピードが速い速筋、もうひとつは収縮のスピードが遅い遅筋。
速筋は、重たい物を持ち上げたり、ジャンプしたり、ダッシュして走ったりなどの主に瞬発系の動作の時に活躍します。遅筋は長時間体を動かす持久系の運動時に力を発揮します。
長時間のウォーキングやランニングなどの有酸素運動で活躍するのは、もちろん遅筋のほうです。


そしてミトコンドリアの数が多いのは速筋より遅筋の方なのです。ウォーキングやランニングなどの有酸素運動をある程度続けていくと、カラダの速筋の特性が遅筋に近づいていき、筋肉の中にあるミトコンドリアが増えて、脂肪を燃やすために必要な酸素が速筋の中でも活性化するようになります。こういう体質になれば、もうしめたものです、カラダは軽い運動の場合でも、脂肪をエネルギー源として利用するようになります。


つまり、有酸素運動を続けて、体内のミトコンドリアが増えれば、太りにくい体に返信できるという訳です。
ですから有酸素運動は根気よく続けることが大事です、あまり無理をせず自分のペースで続けて、体内のミトコンドリアが多い太りにくい体を手に入れよう。