有酸素運動で内臓脂肪、体脂肪を燃やす
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動で脂肪を燃やして体を引き締めよう。
気軽に誰でもできるウォーキング、苦しくない程度のペースで走るランニングなどの運動を有酸素運動といいます。カラダを動かすエネルギーの供給ルートは運動の長さと強度によって異なってきます。爆発的な力を短時間に発揮するときは、カラダにたくわえられた糖質(グリコーゲン)がエネルギーとして消費されていきます。
たとえば、陸上競技でいうと100mのスプリントの場合がこれに当てはまります。
一方、瞬間的なパワーはあまり使わないけど、長時間運動を続ける場合には糖質とともにカラダの脂肪がエネルギーとして消費される割合がどんどん高くなっていきます。
たとえば30分走り続けた場合、エネルギーの消費量の約60パーセントはカラダについた脂肪が供給源になります。
脂肪は酸素を介して水と二酸化炭素に分解されてカラダの外に排出されていきます。ちなみにお腹の下についた脂肪は、皮下脂肪より隠れ肥満の原因である内臓脂肪といいます、有酸素運動による脂肪燃焼の反応はこの内臓脂肪の方が高く、皮下脂肪より分解されやすくなっています。
そう考えると、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動を習慣にしていれば、隠れ肥満の元である内臓脂肪が燃えて、次に見た目が気になる皮下脂肪を燃やし体をひきしめることができます。自分のレベルに合ったウォーキングやランニングなどの有酸素運動を日常に取り入れて、内臓脂肪、皮下脂肪を燃やして引き締まった健康的な体を目指しましょう。