ダイエットに行動療法を利用する



アメリカで考案された行動療法をダイエットに利用する。

肥満の治療の研究は医学や栄養学などの分野だけでなく行動心理学や社会学の学習理論なども取り入れ研究して、日常生活に結びつけたダイエット方法が考え出されるようになりました。
今までのカロリー計算をして食事制限を努力してもなかなかダイエットが成功しなかった人たちがこの行動療法をダイエットに取り入れることにより、かなりの確率で成功を収めたそうです。
食べるという行動をどのようにコントロールするかという事がダイエットを成功させるのには大事だということがわかってきました。

行動療法によるダイエットの例

食卓にはし置きをおき、ふりかけなどは置かず食べ続けに注意するようにする。

ご飯は小さめにお茶碗にたっぷりともって見た目を多く見せるようにする、汁物のおわんは大きめにして量が多いように見せる。

おかずは一つのお皿に数種類を盛り合わせるのではなく、それぞれ別のお皿に盛り付けるようにして、食卓に並んだ料理を豪華にして、見た目で満腹感を味わうようにする。

早食いをしないように、少しずつゆっくり食べることを心がける。


行動療法とは

心理療法のひとつで、学習理論(行動理論)を基礎とする行動変容法・理論を総称していう。近年は認知療法と合わせて認知行動療法と称されることも多い。

心理療法がターゲットとするべきなのはあくまで客観的に測定可能である「行動」であり、また心理療法が目標とすべきなのは、問題とされる「行動」を減らしたり、逆に望ましいとされる「行動」を増やしたりさせることであるとし、精神分析のような原因分析的な心理療法とは一線を画する。